【特別編】『天気の子』あれこれ

お久しぶりです。 ナインです。 前回の更新からだいぶ間があいてしまいました。 申し訳ありません。 とくにケガや病気をしたというわけではありません。 純粋に忙しくて書く時間がとれませんでした、すいません…… そんな今回は、絶賛公開中の映画 『天気の子…

【特別編】語の誤用を考える4

お久しぶりです。 ナインです。 最近めっきり暑くなりましたね。 夜もだんだんと暑くなってきました。 もうすぐで夏がくる、という感じがします。 さて今回も特別編をお送りいたします。 今回は少し趣向を変えて、難読漢字を紹介していきたいと思います。 ク…

【特別編】語の誤用を考える3

お久しぶりです。 ナインです。 元号が変わって令和になりましたね。 令和でもよろしくお願いします。 前置きはこれくらいとして、令和初更新は特別編といたします。 みなさん関心があるのか、特別編は他の記事よりもpvが多いです。 今回は読み間違いが多い…

【特別編】語の誤用を考える2

お久しぶりです。 ナインです。 新しい元号「令和」が発表されましたね。 典拠は万葉集とのことです。 平成も残り1ヶ月。 元気にいきましょう。 さて今回は、前回書いた「【特別編】語の誤用を考える」のパート2です。 今回は語だけでなく、間違った日本語も…

【特別編】語の誤用を考える

お久しぶりです。 ナインです。 今回は少し趣向を変えて、特別編といたします。 題して「誤用が多い日本語」です。 友人と会話している時や、SNSを利用しているときなど、よく間違われて使われている言葉があると感じます。 私としてはやはり言葉は正しく使…

理知

こんにちは。 ナインです。 本日も本の紹介です。 今回紹介する作品は 『Kの昇天』 です。 梶井基次郎の作品です。 『檸檬』『櫻の樹の下には』『愛撫』に続いて4つめとなります。 梶井の作品は数が少なく、どれも短いので、全部合わせても薄い文庫本一冊に…

象徴

こんにちは。 ナインです。 本日も本の紹介です。 今回紹介する作品は 『黒猫』 です。 以前にも書いた江戸川乱歩の名前の由来となった作家です。 ポーは世界初の推理小説と言われる『モルグ街の殺人』などを書いています。 さて今回は『黒猫』というタイト…

円日

こんにちは。 ナインです。 本日も本の紹介です。 今回紹介する作品は 『葉桜と魔笛』 です。 太宰治の作品です。 この作品で太宰の作品について書くのは5作目になります。 ネタバレしているのでお気をつけください。 あらすじ 桜が散って、このように葉桜の…

世界観ワールド

こんにちは。 ナインです。 本日も本の紹介です。 今回紹介する作品は 『どんぐりと山猫』 です。 宮沢賢治の作品で、これで4冊目の感想となります。 『どんぐりと山猫』は賢治が生前に出版した唯一の作品集『注文の多い料理店』にも収録されました。 この作…

モヤモヤ

こんにちは。 ナインです。 本日も本の紹介です。 今回紹介する作品は 『影を踏まれた女』 です。 前回書いた通り、今回も岡本綺堂の作品です。 岡本は『半七捕物帳』が有名ですが、私は怪談もオススメしたいです。 岡本の怪談はあのなんとも言えない感じが…

明日は我が身…かも

こんにちは。 ナインです。 本日も本の紹介です。 今回紹介する作品は 『鯉』 です。 岡本綺堂の作品ですね。 岡本の作品について書くのは初めてですので、少し紹介をば。 岡本は東京の出身で、著名な作品に『半七捕物帳』があります。 これは岡本がアーサー…

解説

こんにちは。 ナインです。 本日も本の紹介です。 今回紹介する作品は 『竹取物語』 です。 作者は不明となっております。 この作品は今から1000年以上前の平安時代に書かれた作品です。 教科書などで一度は読んだことがあると思います。 『竹取物語』は「今…

私的

こんにちは。 ナインです。 本日も本の紹介です。 今回紹介する作品は 『縊死体』 です。 夢野久作の作品で、これで夢野の作品について書くのは4作目になります。 かれこれ4作目なので、もう少し数が増えたらシリーズ化しようと思います。 ネタバレしていま…

風変わり

こんにちは。 ナインです。 本日も本の紹介です。 今回紹介する作品は 『走れメロス』 です。 前回に続いて、太宰治の作品です。 『走れメロス』は教科書で読んだことがあるという方がとても多いかと思います。 作品の最後に「古伝説とシルレルの詩から」と…

百五十

こんにちは。 ナインです。 本日も本の紹介です。 今回紹介する作品は 『失敗園』 です。 太宰治の作品です。 これで太宰の作品について書くのは3作目です。 ネタバレありです。 お気をつけください。 あらすじ (わが陋屋には、六坪ほどの庭があるのだ。愚…

変遷

こんにちは。 ナインです。 本日も本の紹介です。 今回紹介する作品は 『喫茶店にて』 です。 荻原朔太郎の作品です。 大正時代に近代詩の新しい地平を拓き「日本近代詩の父」と称されています。 代表作は、1917年2月刊行の処女詩集『月に吠える』でしょう。…

小が大を越える

こんにちは。 ナインです。 本日も本の紹介です。 今回紹介する作品は 『最小人間の怪 ――人類のあとを継ぐもの――』 です。 海野十三の作品です。 海野は日本のSF小説の始祖とも呼ばれています。 「海野十三」はペンネームです。 その由来は、海野は麻雀が好…

二段

こんにちは。 ナインです。 本日も本の紹介です。 今回紹介する作品は 『犬』 です。 タイトル通り犬がメインのお話です。 この作品の著者は正岡子規です。 正岡子規の作品について書くのは初めてですので、少しだけ紹介を。 正岡子規といえば、「柿食へば …

確認確証確信

こんにちは。 ナインです。 本日も本の紹介です。 今回紹介する作品は 『注文の多い料理店』 です。 宮沢賢治の作品です。 宮沢賢治の作品は以前までで2作書いていて、今回で3作目となります。 さて今回は『注文の多い料理店』ということですが、教科書など…

残るもの

こんにちは。 ナインです。 本日も本の紹介です。 今回紹介する作品は 『姥捨』 です。 太宰治の作品です。 太宰の作品について書くのはこれで2作目です。 今まであまり太宰の作品については書いてこなかったので、これからは少しでも書いていこうと思います…

裏を

こんにちは。 ナインです。 本日も本の紹介です。 今回紹介する作品は 『ある探偵事件』 です。 寺田寅彦の作品です。 寺田の作品について書くのは2回目です。 前回は『化学者とあたま』について書きました。 今回は少し風変わりな作品だと思います。 『ある…

ダラダラ

こんにちは。 ナインです。 本日も本の紹介です。 今回紹介する作品は 『堕落論』 です。 坂口安吾の代表的な作品です。 坂口の作品について書くのは初めてですね。 最初ということなので、坂口といえばこれ、という『堕落論』をチョイスしました。 『堕落論…

綺麗キレイ

こんにちは。 ナインです。 本日も本の紹介です。 今回紹介する作品は 『昆虫図』 です。 久生十蘭の作品です。 久生はどちらかというと短編でこそ本領を発揮している気がします。 『昆虫図』も短編ですので是非ご一読ください。 少しずつ久生の作品について…

本質

こんにちは。 ナインです。 本日も本の紹介です。 今回紹介する作品は 『山月記』 です。 中島敦の作品です。 今更説明するまでもないような作品だと思います。 みなさんも教科書などで一度は読んだことがあるのではないでしょうか? この作品が中島のデビュ…

ばーか

こんにちは。 ナインです。 本日も本の紹介です。 今回紹介する作品は 『馬地獄』 です。 織田作之助の作品です。 当ブログでは織田作之助の作品紹介するのは初めてです。 少し解説をば。 織田作之助、通称織田作と呼ばれています。 代表作は『夫婦善哉』で…

可愛い可愛い

こんにちは。 ナインです。 本日も本の紹介です。 今回紹介する作品は 『愛撫』 です。 なかなか時間がとれず、前回からだいぶ時間が空いてしまいました。 申し訳ございません。 さて今回は梶井基次郎の作品です。 前に『檸檬』『桜の樹の下には』の二作品を…

創作物的な意味で

こんにちは。 ナインです。 本日も本の紹介です。 今回紹介する作品は 『おおかみと七ひきのこどもやぎ』 です。 グリム童話シリーズ第3弾です。 このお話も有名なので、一度は絵本などで読んだことがある、という方も多いのではないでしょうか。 おおかみと…

五部タイトルのような

こんにちは。 ナインです。 本日も本の紹介です。 今回紹介する作品は 『黄金風景』 です。 太宰治の作品です。 前に一度だけ太宰の作品について少しだけ触れたことがあります。 あれは『かちかち山』を紹介した時でした。 『お伽草紙』の中にかちかち山が収…

有能な鳥

こんにちは。 ナインです。 本日も本の紹介です。 今回紹介する作品は 『アッシェンプッテル -灰かぶり姫のものがたり-』 です。 グリム童話シリーズ第2弾です。 このタイトルだとピンとこない人もいると思います。 「シンデレラ」といえばわかるのではない…

変化

こんにちは。 ナインです。 本日も本の紹介です。 今回紹介する作品は 『卵』 です。 前回に続いて、また夢野久作の作品です。 このままシリーズ化しそうな勢いです。 いっそのことシリーズにしてしまおうか…… 諸事情により、今回は少し早い時間での投稿です…