解説
こんにちは。
ナインです。
本日も本の紹介です。
今回紹介する作品は
『竹取物語』
です。
作者は不明となっております。
この作品は今から1000年以上前の平安時代に書かれた作品です。
教科書などで一度は読んだことがあると思います。
『竹取物語』は「今は昔」で始まるのですが、覚えている方も多いと思います。
暗唱させられたという方も多いのではないでしょうか?
私は中学生の時に序文を暗唱しました。
今回はいつものように感想ではなく、解説を書いていこうかなと思います。
あらすじには元の文と、現代訳を載せておきます。
あらすじ
今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。名をば、さぬきの造となむいひける。
その竹の中に、もと光る竹なむ一すぢありける。あやしがりて、寄りて見るに、つつの中光たり。それを見れば、三寸ばかりなる人、いとうつくしうて ゐたり。
今となっては昔のことだが、竹取の翁というものがいた。野山に分け入っては竹を取りながら、色々なことに使っていた。名前はさぬきの造(みやつこ)と言った。
その竹の中に、根元が光る竹が一本あった。怪しみながら近寄って見ると、筒の中が光っていた。それを見れば、10センチほどのとても美しい人がいた。
解説
改めて書いていきます。
『源氏物語』に「物語の出で来はじめの祖なる竹取の翁」とあるように、日本最古の物語といわれています。
9世紀後半から10世紀前半頃に作られたとされていて、かなによって書かれた最初期の物語の一つです。
現代では『かぐや姫』というタイトルで、絵本・アニメ・映画など様々な形で描かれています。
『竹取物語』は通称であり、平安時代から室町時代には次のように呼ばれていました。
・平安時代
『竹取の翁』(『源氏物語』・絵合巻)
『かぐや姫の物語』(同・蓬生巻)
・鎌倉時代
『竹取』(『無名草子』)
『たけとり』(『風葉和歌集』)
・室町時代
『竹取翁』(『河海抄』)
古写本の外題では『竹取物語』の他に『竹とり』(久曾神甲本・流布本第1類)、『竹物語』(高松宮本・同第3類)、『竹取翁物語』(古活字十行甲本・同第3類 など)と呼ばれている[2]。
おわりに
解説ということでしたが、どうだったでしょうか?
今後も偶に書けたらいいなと思います。
昨日更新する予定でしたが、更新できませんでした。
申し訳ございません。
次回もよろしくお願いします。
最後までお読みくださりありがとうございます。